タミヤ ブラバムBT50 BMWターボ 競技用スペシャル レストア(その1 シャーシのレストア)
私が初めて手にしたRCカーは、タミヤの「ブラバムBT50 BMWターボ 競技用スペシャル」でした。
小学6年生(くらい)だった当時、愛読していたコミックボンボン連載の「ラジコンキッド」の主人公の初代愛車です。何か月も貯金をして手に入れたこともあり、とても思い入れのある車体です。
当時の車体は紛失してしまいましたが、某オークションにて車体とボディをそこそこの価格で落札できたため、レストアしてみました。
落札した車体はボディなし。レストア前の写真を撮り忘れたので、下の写真はレストア後のものです。
タミヤの旧F1のシャーシは前期、中期、後期型があるようですが、思い出のブラバムは後期型、落札したシャーシは中期型のようです。中期型のシャーシをベースに、できる限り後期型に近づけていきました。
サーボセイバーは後期型のものが落札できたので交換。ファイティングバギー復刻版のものが使えたかも?
ステアリングのタイロッドは、後期型は両側がビス止めのボールアジャスターだったはずです。これが入手できなかったため、タミヤのオープンタイプ5mm強化アジャスターとちょうどよい長さのシャフトで組みました。ピロボールはタミヤアフターの5mmピロボール(2mmネジ)(部品番号19804154)。
アップライトは傷だらけでフロントタイヤがまともに回らない状態だったため、新品に交換。ここは、今でも購入可能な「SP-395 RDフロントアップライトセット」がそのまま使えました。ただし、セットのフロントアームとアップライトを接続するシャフトは、旧F1のものと長さが違います。
フロントアームは落札した車体そのままです。スペア用に1セット落札したのですが、このように折れた状態で届きました...(ToT)。おそらく配送中に破損したものと思われます。これくらい黄ばんでいるものは、避けた方がよいかもしれません。
サンドイッチタイヤ前輪Aはひび割れており、走行に耐えられるか不安。これは観賞用として、走行時はRM-01用ホイールとタイヤを使ってみます。よく調べずにF104用も買ってしまいましたが、こちらは外径の差がちと大きいです。
リヤ周りはほぼそのまま。金属パーツはピカールで磨きました。スポンジタイヤ後輪Cは比較的安価でeBayで購入した新品。
モーターは当時もののマブチRS540。回転数を測定したところ、7.2Vで16080回転。レストア後初走行はこれでいきます。リヤバンパーは紛失。
続いてメカ関係。機械式スピードコントローラーはまだ使えそうです。スピコン用サーボの上にあるサーキットブレーカーはタミヤの当時もの。
プロポセットは、当時使用していたAMプロポ(当時はサンワニューダッシュSでした)を使うか迷いましたが、貴重な車体を守るため、送受信機は信頼性の高い現代のものを使用。
止まらなくなることが一番怖いので、スピコン用サーボも現代のものを使用。ステアリングサーボは当時使用していたサンワのSM-631。変換コネクタを介して接続し、問題なく動きました。
受信機用電源はとりあえず乾電池。BECコネクタで簡単に取り外しできるようにしておきました。
電池ボックスを取り外せば、このスペースにESCを置けそうです。これで、レイアウトを大きく変更せずに、状況に応じてESC仕様に変更できます。
短いアンテナは、当時の記憶からするとかなり違和感あり(^^;
7.2Vラクダバッテリーの美品を、こちらも運よく安価で落札できました。わずかな期待はあったのですが...やはりお亡くなりになっていました。充電できません。ラクダは観賞用。
走行時はショートリフェを使います。GFORCEのものは厚さはラクダとほぼ同じでした。スペーサーは100均で購入したポリスチレンフォームをカットして使用。
あとは...。私が所有していたブラバムは、フロントとサイドのバンパーの色が白でした。ここも変更したいところですが、たまに見かけるオークションでは高価で、なかなか手が出ません。安価な中古品が出るまで、気長に待つとします。
車体は一旦レストア完了です!
次はボディです。(つづく)