水性塗料アクリジョンでRCボディ塗装(その2)
前回の続きです。ポリカ試験片で確認後、1/10ボディに水性塗料アクリジョンで全塗装してみました。
今回塗装したボディはこちら。ABCホビー製「DC2 インテグラタイプR」です。
子供が生まれるまで所有していた車で、何度かショートサーキットを走行した(下手で遅かったですが...)、最も思い入れがある車です。FFのインテRボディを、四駆のシャーシに乗せるのか?というつっこみは無しで(^^;
インテRといえば、少々黄色が混ざった「チャンピオンシップホワイト」ですが、塗料がどれだけ必要であるかが見当がつかず、調色して足りなくなると困るので、今回は普通のホワイトで塗装しました。塗り残しや色むら少々あり。近くで見てはいけない。
使用したエアブラシは、GSIクレオス製 0.5mm口径のPS266です。コンプレッサーは同じくGSIクレオスのL5を使用しましたが、ホワイトの全面塗装はかなり時間がかかりそうでしたので、途中からエア缶とコンプレッサーを併用しました。
塗装用ブースは「トライパワー TR-155SB」を使用しましたが、匂いはあまり気にならなかった半面、ミストのはね返りには苦労しました。排気が追い付いていなかったようですので、ブースに張り付けたビニールのシャッターを塗装後すぐに閉める等で、なんとか対処しました。
窓は同じくアクリジョンのスモークグレーで塗装。リヤは濃く、フロントは薄くしたつもりでしたが、ちょっとフロント側が濃すぎたかもです。
実はスモークグレーの塗装は、ホコリの付着や塗料のたれ等で、2~3回アクリジョンツールクリーナーではがしてやり直しています。もう一度はがして、フロントを薄く塗りなおしたかったのですが、このまま続けると一生走れない気がしましたので、現状の自分の塗装技術の限界と判断し、これで妥協しました。
ウイングはタミヤ製、パネルラインはABCホビーの極細ラインテープ0.3mmです。
塗装面はこんな感じです。爪で少しひっかいてもはがれません。時間の都合により、裏打ちは省略。
電飾用ヘッドライトパーツを使用できるようにマスキングはしましたが、結局ヘッドライトは表からのステッカーで済ませました。電飾は時間があれば後日...
完成後、問題が発生。愛用の「タミヤ ツーリングカーキャリングケース(ハード)」に入らん!( ̄□ ̄;)!!
インテRボディの箱に車体ごと収納できましたので、とりあえず今はそれで運んでいます。
外で走らせると、ホワイト塗装の裏打ちなしでは、やはり見る角度によって透けます(^^;
何度か走行と掃除をしましたが、今のところ塗装のはがれや割れ等はありません。
細かい失敗はありましたが、缶スプレーを使用せずに好きなボディを完成させることができましたので、とりあえず満足です。
ただ、重ね塗りにかなりの時間を要しましたので、塗装環境の問題がなければ、やはり缶スプレーのほうが簡単で早いかなあと。
お読みいただきありがとうございました。アクリジョンでの塗装のご参考になれば幸いです。